雑文・または能書き
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若鶏の秘密
私たち自然養鶏をする者は、産卵を開始する日齢を200日以降に設定します。
240日齢とする人もいます。
完全に大人の体になってから良い玉子を産んでもらうためですが、近代養鶏では
135日齢が最近の標準のようです。
産まない期間の80日くらいのえさ代がもったいないから。
人間だって小学生でも妊娠できる体になりますが、成人するまで出産しないことが
常識ですよね。
それを135日齢から年子を産ませ続け、成人してまもなくの325日齢頃に
廃鶏にします。一年も生きられないんです。

もっと残酷なのは肉用の鶏です。若鶏として売られている肉は昔53日。
今は36日齢くらいが標準的。有名なフライドチキンのチェーンでは28日齢。

53日でも私の処では手のひらに乗るし、36日では完全にヒヨコですが、
それを食用に足るほどに大きくするのに昔は成長ホルモン剤を使いましたが
しかし36日まで短縮するにはさらにバンコマイシンなどの抗生物質で
腸内の有効な菌まで殺し、菌が消耗する栄養までを鶏に吸収させるという
「技術」を使うのだそうです。
このときに使った究極の抗生物質バンコマイシンと出会って耐性を持った
何でもない黄色ブドウ球菌などが院内感染で問題になってます。


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昔は自然の恵みこそが名医でしたが、己を過信した人間による合理的、
近代的な農業や食品加工が名医の力を削ぎ、
かくて現代人は病の迷路から抜け出せなくなりました。
 人間の浅知恵に頼らなければ、自然は制限されることなくその能力を発揮し、
よって日用の食事は名医となり、人は健康のままに天寿を全うする事が出来る。
そう信じて、冬毎に白鳥の飛来する自然の中で、夫婦だけの小さな農場を開き、
こだわりの平飼養鶏を始めました。
 まず、ニワトリさんが健康であるようにと、
国産の大麦小麦を中心に私自身の手で配合する自然食を与え、
人造ホルモン剤や抗生物質を使わず、
雨よけの屋根・犬よけの金網だけの質素な小舎で、吹き抜ける新鮮な空気を吸い、
陽に当たり、地面をつつき、天然の地下水を呑んで、のんびりと健康に育っています。

 この健康なニワトリさんが産んでくれた健康な卵が、
食べた人の健康の扶けとなりますように
 これが「平飼健康卵」の願いです
平飼健康卵の心意気   (箱入り玉子に添える迷文です)